リヤブロワー間欠運転・エンジン冷却装置


 マイポルシェ93年モデルでも早16年経過している。
各部パッキン・オイルシール等も少しずつ劣化が進みます。その一番の原因は「熱」である。
そこでエンジンを切った後、エンジンを強制空冷する回路を組み込んだ。

  基本ポリシーは下記の通りです。

1  ここでまた設計ポリシーだが、車を改造する事になるので1にも2にも安全を最優先とする。
 車両火災等きわめて危険な事になる可能性があるからだ。可能な限りリレー、フューズを各経路ごとに使用し、バッテリー・運転席からのコードはキャブタイヤケーブルで接続する。
2 制御回路は新規で設計製作するが、リレー・タイマー等は信頼性のある汎用市販品を使用する。
3 リヤブロワーには大電流が流れるので、連続運転ではなく1分ごとのインターバル運転とする。

 さて動作シーケンスの設定は悩むとこです。常時Hiスピード(約15A)でもいいがツーリングに行きバッテリーが上がりエンジンがかからないのでは困る。そこで細く長く戦法で下記の様に設定した。
リヤブロワーLoスピード運転60sec・停止60secのインターバル運転とする。
 
運転 停止 運転 停止 運転 停止 運転 停止 運転 停止
60sec 60sec 60sec 60sec 60sec 60sec 60sec 60sec 60sec 60sec
60sec×10=10min
 
 SWは運転席の右につけ、油温・運転状況・外部温度等考慮して手動にて操作する。


 2010.4 リレー交換。
リレー端子♯250の接触が悪く発熱するため、リレー・ソケット毎交換しました。
リレーb接点側には10A流れているので安物通販製の圧着端子はNGのようです。
 
 慎重に交換後、
試運転OK!
 工作台の上がゴタゴタしていてお見苦しいが、出来上がった回路の試運転。
リヤブロワーを外して、外部のバッテリーをつなぎ動作チェック。電流・電圧を直接測定する。
動作シーケンスを何度も確認する。

レジスターなし 15.5A
レジスター付    9.1A ( 実測値)

 先日どこかのサイトにやはり同様の回路を見ました。パソコンからPICを使ったものでした。PICのほうが安くイロイロな事が出来ます。ただ少々ロボコンの知識が必要です。

検証  この装置を作り約2年間実走行した結果、今のところバッテリー上がり等のトラブルはありません。
 八ヶ岳の寒冷地のため高温の運用は少ないですが7月や9月の伊豆のツーリングでは油温が90℃以上の事も時にあります。またシリンダー温度等の測定まではしていませんので、効果を数字で示す事はできません。時間が取れたら計測してみようと思います。
 効果はあると確信しています。