ハイマウントストップランプ

 ポルシェには国産車のようにハイマウントストップランプが標準装備されていない。私の知る限り標準装備されたのは、996(1997年)からだと思う。これだけの高速車でありながら不思議なくらいだ。国民性の違いなのか、設計ポリシーの違いか、理解しにくいがこのような事も外国車の面白さでもある。とにかくマイポルシェ964にはハイマウントストップランプが装備されていない。社外品は現在ほとんど市販されていない。そこでマイポルシェ専用に設計製作することにした。
1  ここでまた設計ポリシーだが、車を改造する事になるので1にも2にも安全を最優先とする。車両火災等きわめて危険な事になる可能性があるからだ。可能な限りリレー、ダイオード、フューズを各経路ごとに使用し、運転席からのコードはキャブタイヤケーブルで接続する。
2  新規で設計製作するのでついでにターンシグナルのダミー部分を改造して白色LEDを埋め込み、さらにこれらを電子回路にてハザート、連続の切り替え回路とする。
3 使用材料はLED・電子回路以外は、ホ−ムセンター等で入手可能な材料とする。


  各パーツについて

ハイマウントストップランプ
本体
 赤色LED88個、CRD(定電流ダイオード)22個を550Lのアクリル板にはんだ付けする。制御回路と合わせると約200ヶ所根気よくはんだ付けする。これだけの量は空想科学少年の中学生以来だ。LEDのアソード(電源+)側、カソード(同−)側別々に絶縁チューブを付けこれらを丸21アクリルパイプの中に入れる。964のタペット調整同様、最後は手も入らづボトルシップ状態となった。
 さすがに参りました!!!
ハザート回路 使用電源:DC4〜18V
点滅サイクル:0.5〜10/SEC 可変
SWボックス  運転席より切り替えるためのSWボックス。
ここでもリレーとダイオードが多く極めて配線しにくいが、運転席右下のわずかなスペースに設置するためにコンパクトにした。
ターンシグナル  フロントターンシグナルのダミー部分を改造
ボディよりはづして慎重に分解、ここには白色LEDを各10個取り付ける。もちろんCRD(定電流ダイオード)も埋め込む。LEDは白と赤では電圧が違うので注意!
 ここまで改造するともう元には戻れない。
自分の理論と経験を信じて前進あるのみ!!!


  そしていよいよ超大作の試運転
  世界にたった一つの「ハイマウントストップランプ」完成

自作LEDのみ点灯言うまでもない事だがブレーキランプと連動している。 ターンシグナルと連動中

参考までにこのハイマウントストップランプは、2004. 5.13 山梨運輸支局の車検にて指摘事項なしで合格しています!